非破壊検査
優しく・解りやすくをモットーに指導しています！非破壊検査とは、ものを壊さずに機械部品や構造物にある有害なきずを検出する技術です。世の中の建造物や構造物、乗り物など、それを支える部品や部材が耐えられる力には限界があり、その限界は、きずの存在によって低下します。しかし検査だからといって、そのまま使用できるものまでバラバラに壊してしまっては意味がないですよね。そのために「壊さず検査する」＝「非破壊検査」という技術が生まれたのです。
MT
磁力を利用した検査です。表面及び表面近傍のきずが検出できます。鉄などの磁石がつくような金属材料に適用可能な試験方法です。
UT
UTとは、超音波探傷試験のことです。超音波の反射を利用し試験体内部のきずを検出する方法で、主に金属材料に適用されます。
シーリング
クレシールという特殊な反可塑性の合成品シール材を使用して、リーク（漏れ・亀裂）部をシールします。パイプラインの運転供給を止めず、液体等が流れた状態でもシールすることが可能です。
PT
毛管現象を利用した検査です。浸透探傷試験（PT）は、表面に開口しているきずを検出する方法です。孔が多くあいている材料でなければ、金属以外にも適用できます。
